馬油 特徴 効果

馬油と馬肉の歴史

そもそも馬油はいつごろから使われだしたのかは定かではありません。

ですが、少なくとも今から数えて四十年以上も前には、様々な専門店で「馬油はやけどに効きますよ」と言って、馬の油をポリ容器に入れて売っていた、と文献には出ていますので、40年以上前から馬油は民間で有用な品として用いられていたと推測されます。

馬油は文字通り馬の脂肪な訳ですが、以前は馬肉を食べさせるお店で「やけどの民間薬」として、赤身の部分を食用にした後に残った脂肪を集め、副業として馬油を売っていた、とされています。

大正・昭和の初期頃まで、さくら肉とかさくら鍋が流行しましたが、肉色から馬肉のことをさくら(桜)肉と呼ばれていました。

若齢馬の肉の色は薄い上にやわらかくて質も良く、肉にはグリコーゲンがたっぷり含まれているので、特有の甘味があります。

みなさんも食べたことがあるかもしれませんが、煮るとアワだつのが特徴です。

食肉の成分表を見るとわかりますが、牛肉と馬肉は、成分上からはもっともバランスがとれているのです。

肉の固形分はその80%がたんぱく質であり、これは幼児の発育に欠かす事が出来ない優良な必須アミノ酸が多く含まれています。

馬肉などの畜肉には幼児から青年期にかけてのからだの生長、とくに脳部の発達に欠かせないといわれている必須アミノ酸と中性脂質がほどよいバランスで含まれているのです。

これは魚や大豆など、ほかのたんぱく性食品では補いきれないほど見事なバランスで、肉の脂肪はパルミチン酸(飽和脂肪酸)、オレイン酸(不飽和脂肪酸の一種)から成り、肉の種類によって融点、つまり脂肪の溶ける温度が違ってくるのです。

例をあげてみますと、鶏肉は23℃〜40℃、豚肉は28℃〜48℃、牛肉が40℃〜50℃。馬肉は30℃〜48℃で、馬の脂肪は融点が低く、柔らかいという特徴があります。やわらかいのが特徴です。余談ですが、タンパク質の含有量は24〜25%で獣肉の中で最も含まれており、ビタミンAも相当量含まれている事で知られています。

このデータから判断しても、いかに馬肉が健康的な食材であるかがおわかり頂けるかと思います。

馬油の特徴と効果メニュー